nutritionDay



2017年ニュートリションデイ参加のお願い
今年は2017年11月9日です!
 

日本静脈経腸栄養学会 理事長 東口髙志
nutritionDay ワーキンググループ長 武元浩新
2017年10月吉日

今年もnutritionDayの季節が参りました。皆様のご参加をお待ちしております。

nutritionDayプロジェクトとは

nutritionDayプロジェクトとは入院患者の栄養状態を把握する国際的なアンケート調査です。より安全かつ有効な栄養療法を摸索するため、毎年特定の日(2017年11月9日) をnutritionDayと定め、世界的規模で患者の栄養状態のアンケート調査を実施します。これは将来の栄養サポートに関するグローバルガイドラインの策定や各国の行政にフィードバックする資料を集積するためです。また、1日だけでも患者の栄養状態を世界的に調査することにより、医師、栄養士、薬剤師、看護師などの医療従事者だけでなく、患者自身にも栄養管理の重要性を認識してもらうという目的も有しています。

これまでの経緯と日本の登録状況

ESPENが2006年に始めたnutritionDayプロジェクトにJSPENも2008年から参加しています。 これまでに、全世界で30言語、63カ国、7000施設、222500例という多数が登録されました。
日本の登録状況はこれまでで9078例です。2016年の登録症例は1602例で、これはコロンビア、ベルギーに次ぐ第3位でした。

今後の展開

欧州で開始されたプロジェクトですが、日本をはじめ欧州以外の多くの国が参加するようになり、いまではブラジル、米国、カナダ、メキシコ、タイも参加し、中国も参加を表明しています。そこで、2010年には当初のnutritionDay in EUROPEという名称を改めnutritionDay WORLDWIDE に改名されました。それに伴い全世界で実施しやすい時期を再検討し、11月が選定されました。今年は11月9日がnutritionDayとなります。ただ、11月9日にnutritionDayの調査が行えない場合には12月9日までの任意の1日をnutritionDayに設定して調査を行うことも許容されています。
今年も昨年に引き続き癌患者に特化した調査を行うこととなっています。なお、癌患者に対する調査について記載した研究実施計画書の改訂版をアップしています。

今年のフォーマットは下記のURLにアクセスしてください。

2017年よりICUのアンケートシートが改訂されました。
www.nutritionday.orgのページにアップされましたので参加される施設はご確認いただき、新しいアンケートシートをダウンロードして下さい。一部、質問内容でわかりにくい項目があるので、補足の説明文書を用意しましたので、こちらも参照して下さい。
Hospitalとnursing homeについては2016年に改訂された新しいアンケートシートを使用してください。Onco(癌)についてはこれまでと同じアンケートシートです。 2017年版のアンケートシートはwww.nutritionday.orgにアップされています。アンケートシートは、一般の病棟(nutritionDay in hospital)、ICU(nutritionDay in ICU)、療養型病床や通所・訪問施設(nutritionDay in nursing homes)ともhttp://www.nutritionday.org/en/30-languages/languages.htmlよりダウンロードできます。Japaneseをクリックするとそれぞれのリンクのボックスが現れますので、各パートのボックスをクリックしますと日本語版のシートのダウンロードページにジャンプします。
アンケートシートですが、オリジナルのものも1人1枚の形式になりだいぶ使い勝手が良くなりましたが、nutritionDay in hospital(通常の病棟)のシート2とアウトカム記入用の患者リストを1人1枚の形式にしたものを作成しています。質問項目が増えたため、A4用紙1枚には収まりませんでしたので印刷では2枚になってしまいます(両面印刷できれば1枚には収まります)。シート3aと3bについても印刷用のPDF形式のファイルを作成していますが、シート2同様に2枚になっており、オリジナルのシートとほとんど同じになってしまっています。オリジナルはシート3aと3bにファイルが分かれているので、両面印刷できるのであればこちらの方が1枚には収まりますので、使い勝手はいいのかと思いますが、各施設でお好きな方を選んで使用して下さい。新しいシートでもこれまでのようにシート2とシート3についてはファイルメーカー版のファイルを作成しています。少しでも調査の手間が省けるようになればということで参考資料として提供致します。ファイルはFileMakerProで作成(fp7形式、fmp12形式)していますが、FileMakerProがない場合には印刷だけでもできるようにPDF形式のファイルを提供いたします。FileMakerProのファイルに自施設のデータを入力して自由に解析していただいても構いません。
ただし、www.nutritionday.orgへのweb入力を忘れずにお願いします。なお、これらのファイルの提供についてはESPENのnutritionDay事務局にも了解は得ています。どうぞ、ご自由にご利用ください。
また、nutritionDay in hospitalについて新しいシートでの入力に際して一部迷う箇所があると思いますので、これについて説明したマニュアルも作成しましたので、ご利用下さい。

■シート2

■シート3

■シート2(癌)

■シート3(癌)

nutritionDay2016 調査用紙入力マニュアル(簡易版)

●なお、初めてnutritionDayに参加していただく施設はホームページ(www.nutritionday.org)から施設およびユニットを登録して、Center Code(センターコード・施設コード)とUnit Code(ユニットコード・部署コード)を取得していただく必要があります。以前取得したCenter CodeとUnit Codeはそのまま利用できますので、新たに取得していただく必要はありません。
詳細はこちらの登録マニュアルを参照下さい。

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登録いただけましたら、jimukyoku@jspen.jpまで、施設名とCenter Code(センターコード・施設コード)とUnit Code(ユニットコード・部署コード)をお知らせ下さい。
今年から参加施設に対してESPENの事務局から参加証明書の発行も行われる予定です。現在、日本語に翻訳した形で提供できるよう準備中です。

●nutritionDayは11月9日に設定されていますが、11月9日に都合で調査が出来ない施設では12月9日までの任意の1日をnutritionDayと設定して調査していただいて構いません。ただし、 Center CodeとUnit Codeは11月9日以前に取得しておいて下さい。

●nutritionDay in hospitalでは調査から30日後の患者のアウトカムを評価し、データをエントリーして下さい。
nutritionDay in ICUでは調査から60日後の患者のアウトカムを評価し、データをエントリーして下さい。
nutritionDay in nursing homeでは調査から180日後の患者のアウトカムを評価し、データをエントリーして下さい。
また、データのエントリーに際して個人情報に分類されるイニシャルの入力は省略可能ですので、実施に関して個人情報は提供されません。

個別の同意は必ずしも必要ではありません!

昨年にお知らせしましたが、厚生労働省から公開されている疫学調査に関する倫理指針によると、本調査は個別同意を必要としない観察研究に分類されます。別途アンケートを所得する点で、既存資料等以外の情報に係る資料を用いる観察研究の場合に相当しますが、「研究者等は、当該研究の実施についての情報を公開し、及び研究対象者となる者が研究対象者となることを拒否できるようにしなければならない。」とあるだけで、この点をクリアすれば本指針に則った形で個別同意を要せず実施できるものと考えられます。同意取得に関してJSPENの倫理委員会からの答申がありました。
結果は、施設の判断により同意文書の作成を省略できるものとするというものでした。
つきましては、包括同意に対する倫理委員会の答申を踏まえた上での実施計画書を配布致します。
ただ、同意取得については各施設で最終的に判断していただくことになります。

厚生労働省の指針も参考にして下さい。
また、JSPENの倫理委員会の答申を資料としてアップ致します。

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最終的には、各ご施設の判断で、「従来通りの個別同意をいただいて実施する場合」と「個別同意を要しない場合」のどちらかを選択していただくことになります。しかし、本委員会としては、国の倫理指針に沿って、個別同意しない方法を推奨します。

  1. 1) 個別同意を要しない場合に施設としてすべきこと
    厚生労働省の指針  btn_pdf
    http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html)に基づいて、個別同意を必要としないことを各施設で承認を受けてください。そのためには施設として次の項目について実施することを施設側に説明が必要です。
    ① 本調査が行われることを施設として公開すること
    ② 調査を拒否できる機会を患者さまに与えること
    本調査の公開に関しては、施設や病棟内など患者さまが目にすることができる場所への掲示、施設ホームページでの公開、説明書の交付等で対応可能です。拒否に関しては、アンケートを受けてくださらない方が「拒否の意思表示」とみなすことができますので、アンケートの実施で対応可能です。
    なお、調査結果を後日公開することも指針では求めていますが、今年の研究の実施の情報および結果はJSPENのホームページ(http://www.jspen.jp/)およびウイーンの本部のホームページ(http://WWW.nutritionday.org)で公開します。これまでの結果については、本学会のホームページで公開済です。各施設での公開への対応は、施設での判断で行ってください。本委員会としては今後の結果の公開の有無は問いません。今年の結果は、後日同様の方法で公開する予定です。
    しかし、個別同意を要しない場合でも患者さんへの説明文書が必要ですので、こちらをご参照ください(btn_file・・・個別同意を必要としない場合の説明書)。
  2. 2) 個別同意のもとで実施する場合
    これは従来通りの方法です。説明と同意文書が必要ですので、昨年実施した施設(箕面市立病院)から提供を受けたものを参照下さい(btn_file・・・個別同意のもとで実施する場合の説明同意文書)。
    同意書は施設の様式でお願いします。

nutritionDayは、JSPENの活動をESPEN等に知らせる絶好の機会と思います。出来るだけ多くの施設の御参加をお願いします。

<過去に実施された内容>

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